NPO地域づくり工房
Workshop for Sustainable Community
設 立 2002(平成14)年10月
代表者 傘木宏夫(かさぎひろお)
法人格 なし(任意団体)
住 所 長野県大町市仁科町3302(〒398-0002)
連絡先 Tel&Fax:0261-22-7601
E-Mail:npo@omachi.org
設立趣意書
◇設立趣旨
21世紀は「環境の世紀」といわれ、地球環境の有限性を踏まえた「持続可能な社会の実現」が人類の共通課題として提起されています。
わが国の環境基本計画は、そのような社会の実現に向けて、「循環と共生を基調とする地域づくり」をすすめていくことを掲げています。これからの地域開発・地域づくりは、従来の大規模プロジェクトや外来産業の誘致に依存したあり方から、地域にある自然環境や資源、人材を活かした内発型地域づくりへと転換していくことが求められています。
また、そのような地域づくりをすすめていく上では、行政依存ではなく、地域の住民や事業者の自発的な調査・学習、提案や実践の取り組みを活発にするとともに、地域社会を構成する各主体のコミュニケーションを豊かなものにしていく必要があります。
「地域づくり工房」は、雄大な北アルプスの自然環境を活かした市民主体の活動をすすめながら、大北地域のさまざまな市民活動の交流拠点となることをめざし、さらに国の内外に視野を広げた情報やノウハウ、実践の交流などを進めることにより、上記の課題に貢献していきます。
◇私たちがめざす地域社会のあり方
市民が垣根なく自由に悩みや意見を交流し、そこから生れてきたアイディアを試し、実践することのできる機会が保障されていること。
北アルプスの自然を守り、育て、その恵みを生かす活動の中から、本当の意味での豊かな生活を実感することができること。
◇活動の基本方針
市民の生活に根ざした経験や知恵、行動力を生かし、環境・福祉・学び合いをテーマにした、新しい時代にふさわしい仕事おこしをすすめます。
地域社会のさまざまな分野の市民活動の交流をすすめ、大北地域における情報交流の拠点となることをめざします。
地域社会を構成するさまざまな主体(市民、事業者、行政など)における環境に配慮した地域づくりに向けたコミュニケーションの質を高める活動をすすめます。
役員名簿(2017年4月~2019年3月、あいうえお順)
◇代表
傘木宏夫(環境アセスメント学会理事、自治体問題研究所理事、長野大学非常勤講師)
◇理事
太谷優子(菜の花ステーション、地域・環境活動担当
合津文雄(社会福祉担当、長野大学教授)
竹内光子(経理指導担当)
種山博重(菜の花農業生産組合副組合長)
矢口幸夫(企画財政担当)
藤井英一(IT・事務局担当)
柳澤和夫(まちへ行こう担当)
山田一彦(企画広報担当)
◇監事
平林きわ子
中島範幸
現在すすめている主な活動
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くるくるエコプロジェクト
市内の水路を活用して、ミニ水力発電により省エネルギーをすすめる活動
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菜の花エコプロジェクト
地産地消の「なたねオイル」を普及する活動 -
エコツアー事業
2つのエコプロジェクトなどを資源としたエコツアーの企画・振興
大町駅前本通り商店街振興組合による地域通貨アルペンの運営への協力 -
市民活動の苗床として
大町市内のさまざまな市民活動の事務局機能を担っています。
・大町のエコツアー受入れ連絡会
・南鷹狩山自然保護会
・「残雪に花ウォーキング」実行委員会
・みずほプロジェクト実行委員会
・「龍彦ちゃんを忘れない・愛とヒューマンのコンサート」実行委員会
地域づくりに関する学習と提案
・連続学習会「地域づくりの古典の学ぶ」(自主事業)の開催
・仕事おこしや環境アセスメントなどに関するワークショップの講師派遣
・長野県住民と自治研究所の事務局
・中山間地における共生型地域づくりによるコミュニティ再整備手法の研究
会員になりませんか!
ぜひ、会員となって活動を支えてください。
会報「活動だより」(不定期)をはじめ各種行事のご案内や会員割引があります。
会費:
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個人会員 3,000円/年 (5年会員12,000円)
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家族会員 4,000円/年 (5年会員16,000円)
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団体・法人会員 5,000円/年
振込先:
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郵便振込 00570-4-78060
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八十二銀行 大町支店 普通 699936
入会申込みはこちらのお問い合わせフォームからお願いします。
主な表彰
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2004年度:元気大賞(NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット)
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2005年度:地球温暖化防止活動環境大臣賞(環境省)
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パートナーシップ賞(NPO法人パートナーシップ・サポート・センター)
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2007年度:信州減CO2コンテスト努力賞(長野県地球温暖化防止活動推進センター)
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2013年度:第15回日本水大賞・未来開拓賞(日本水大賞委員会)